キレイモに限ったことではありません。現在主流の「光脱毛(フラッシュ脱毛)」を採用している脱毛サロンやエステで脱毛コースを持っているサロンでは、同様なのですが、脱毛予約当日までに、自己処理、つまりは除毛処理をしてからでないと、通えません。
そもそも、何故、脱毛当日までに自己処理をする必要があるのか？また、その際の除毛方法では何が良いのか？分かりやすく説明していきます。
★光脱毛の仕組みを理解しよう
旧来では、1本ずつ処理していく脱毛方法のニードル脱毛が採用されていましたが、時間が掛ってしまうという点と、その影響で料金が高額でした。しかしながら、この光脱毛は、脱毛したいパーツ向けて、光を照射するだけで処理ができ、広範囲を瞬間的に処理ができるので人気になっています。
その処理方法は、照射した光は皮膚の色に反応せず、皮膚の下の数ミリの部分にある毛根に直接アプローチします。毛根では、毛を伸ばすために、毛母細胞が細胞分裂を繰り返しています。細胞分裂を繰り返すたびに、メラニンを分泌します。メラニンは脱毛マシンの光を吸収しやすく、吸収した光はやがて、熱を持ち、毛母細胞の細胞膜を破壊し、毛を伸ばす機能をストップさせます。
こうして脱毛を成立させています。
★毛が生ええたままで脱毛をすると2つの問題がある
では、なぜ、自己処理をしないと脱毛が出来ないのか？結論から言えば大きく2点の問題があります。
1点目は、黒色のメラニンに脱毛マシンが反応することを説明させていただいておりますが、皮膚上に毛があると、脱毛マシンから照射された光が分散されてしまい、本来の効果が発揮できず、毛根まで、本来あるべき脱毛マシンの出力、効力が届かなくなるという点です。
2点目は、もし、生えている毛が、脱毛マシンに反応してしまった場合、そもそも、高熱で毛根だけを処理する為の光が、生えている毛に反応して、高熱を発してしまう可能性があるという事です。実際にこういったトラブル症例はありませんが、もし、現実のものとなれば、最悪のケースはヤケドを皮膚表面に起こしてしまうという事です。
日焼けした肌でさえ、脱毛ができないことも明記しておきます。
★理想の自己処理方法は？
脱毛当日までに、自己処理、つまりは、除毛をしておく必要がある事は、ご理解いただけたかと存じます。結論から言えば、カミソリや電気カミソリという、従来の除毛方法と言えますが、では、なぜ、これだけ、ドラッグストアなど市販の量販店で、数多くの除毛グッズが販売されている中、このカミソリなのか。分かりやすく説明していきます。実は、消去法の結果です。
他の除毛処理の問題点を分かりやすく説明していきます。
☆毛抜き
毛抜きは、カミソリと比べて、毛の輪切り状の跡が毛穴に残らないという点で、1本ずつ細かい処理が必要にもかかわらず、処理後の肌がきれいということもあり、高い人気を誇っていますが、高い技術力が無い人が行うと、抜いている途中で毛が千切れてしまい、「埋没毛」というトラブルが発生します。また、毛根を傷つけてしまうケースも多く、毛根を傷つけると、脱毛マシンから光を照射すると効率的に、毛根にアプローチすることが出来ず、脱毛を成立させられないといったトラブルがあります。
☆除毛クリーム
除毛したいパーツに塗って、しばらく放置することで、ムダ毛を溶かして処理する方法で短時間できれいに処理できるので、人気になっていますが、放置する時間を間違え、長時間、使用してしまう、または、量を多く使用してしまうなどの用法の間違いで、皮膚に炎症をもたらすなどの、つまりは、皮膚も溶かしてしまったといった恐ろしいトラブル事例が多発しており、延焼してしまった皮膚には、脱毛マシンの光は照射できません。
☆除毛ワックス、除毛テープ
これらは、一般的にエステでも使用されている除毛方法ですが、引きはがす際に、皮膚の角質も同時に引き剥がしてしまったり、毛抜きの問題と同様に、毛根を傷つけてしまったといったトラブル事例も報告されています。