キレイモで脱毛する前に毛の組織や構造を把握しよう

★毛を構成するさまざまな組織とは?
1本の体毛には、さまざまな組織から作られています。キレイモで脱毛する前に、毛の構造を知っておきましょう。

・毛幹
普段、私たちが、「毛」と呼んでいる、皮膚の表面に出ている部分を言います。
・毛孔
「毛穴」と呼んでいる部分で、毛が皮膚の表面にでてくるところです。毛孔は皮脂腺やアポクリン汗腺とつながっていて、分泌物が排泄されていく場所です。
・毛根
毛幹が皮膚内部に入ると「毛根」という呼称に変更されます。構造自体はまったく同じです。呼び名が違うだけです。
・毛包
毛根全体を取り巻く組織のことを言います。
・毛球
毛根の一番下の膨らんでいる部分全体を指します。
・毛母細胞
体毛を作り出すところです。毛乳頭から栄養素を貰って、毛母細胞が細胞分裂を繰り返すところで、キレイモの光脱毛で脱毛マシンから照射される光を吸収しやすいという性質を持っています。
光を吸収して、高熱を持ち、細胞膜を破壊することで、毛母細胞が細胞分裂をおこさないように、組織ごと破壊します。その為に、毛が生えてこなくなる。つまり、脱毛が成立するという訳です。
・毛乳頭
毛球の底辺にあるくぼみの事です。血管や神経と同様、毛母細胞に血管に流れている栄養を吸収して、送り出す役割を果たします。

★毛の内側の構造は?
毛の1本の中の構造はどのようになっているのでしょうか?毛はシャンプーやリンスの広告で、キューティクルとよく呼ばれている毛小皮と、コルテックスとも呼ばれる毛皮質、メデュラと呼ばれる毛髄質という3つのパーツで構成されています。
毛小皮は、さまざまな外的な要因や刺激から、毛皮室をを守る役割を担っています。水、アルコールや薄い酸性物質には非常に強くできており、アルカリ性の物質には弱いと言われています。ですので、市販のムダ毛を溶かして流すという方法を採用している脱毛クリームなどは、アルカリ性でできています。髪の毛などがこの毛小皮でしっかり覆われていると、枝毛が無い髪の毛になります。ですので、テレビcmなどで髪を保護する成分などをよく取り扱います。
毛小皮の内側にある毛皮質は主にタンパク質で構成されており、多くのメラニン色素を含んでいます。毛の強さ、ハリ、色などは、この部分で決まってしまいます。
また、毛髄質もタンパク質で構成されており、脂肪を多く含んでおり、体温を逃がさないようにする為に存在しています。太い毛と細い毛では、このメデュラと呼ばれている毛髄質の量が違ってきます。