近頃、ワキガや体臭などのニオイの問題で脱毛を始める人が増えています。全身脱毛で評判のキレイモでも、単純に見た目の為の脱毛以外のニオイの問題で脱毛をする人も少なくありません。
では、脱毛とニオイの関係をここでは、分かりやすく解説してまいります。
★体臭と脱毛は直接的には無関係
脱毛を行う対象となる毛根は毛穴を抜けて生えてくるわけですが、ニオイの元は、毛穴ではなく、別の穴で、アポクリン腺と呼ばれる穴から分泌されてワキガなど体臭を発します。
しかしながら、体臭やワキガと呼ばれるニオイは、実は日本人など東洋系の人にはそれほど、存在しません。
ニオイが強いと思われている方は意外に思われるかもしれませんが、それは、汗の問題であるケースが多いです。
★汗が体に付着するから匂いを感じる
実際に夏場の電車などで、人の体臭や自分のニオイを強く感じることがありませんか?
こういった人のほとんどが、実は体臭やワキガではありません。
これは、汗腺から分泌される汗の成分に問題があります。
汗自体には、ニオイを発する原因は無いのですが、汗の中の油分に問題があります。汗の中の油分には、空気中の細菌類を集める習性があり、その細菌類がニオイを発しているのです。ですので、根本は汗の中の油分の分泌量に原因があります。
食生活でニオイを治すといった本が出回っていたりしますが、あながち間違っていません。
★脱毛をしてニオイ対策と言われているのはナゼ?
上述の通り、汗に空気中の細菌類が集まってニオイを発しているのですが、脱毛をするとニオイ対策になると言われていますが、何故でしょうか?
それは、分泌された汗が流れ落ちずに、体毛に絡まるからです。体毛に絡まると、汗は流れにくく、蒸発しにくいので、長い時間体にまとわりつきます。
まとわりつけば、まとわりつくほど、空気中の細菌類を集めるので、どんどんニオイが強くなるという事です。
その為、汗が体毛に絡まないように、脱毛をする人が多くなっているという訳です。
主に両わきの毛や、胸、背中などの毛の対策で脱毛される方が多いです。
また、最近ではアンダーヘアのニオイ対策で、ビキニラインやVIOラインなどを希望される方も増えています。